マイナンバーカードで今できることと今後のメリット

マイナンバーカードは　２０１６年から始まってますが、実際にカードを発行している人は大変少なくて　１７，５パーセントとなっています。これまでは　メリットも少なかったのですが　これからは　マイナンバーと　各種カードを紐付けることで　様々なメリットを享受できるようになるのが　注目の的ですね。そんなマイナンバーカードの今できることと今後のメリットについてしらべてみました。

マイナンバーカードの今のメリット

マイナンバーカードの今のメリットは　　社会保険、税金、災害対策など　マイナンバーカードの３原則に基づいた自治体ごとの各種サービスが　個人個人に適切なものとして　享受できます。

本人確認の身分証明として

マイナンバーカードは　顔写真があり　ICチップが　埋め込まれています。

顔写真は　本人確認の効力が強いです。

ICチップは　公的個人認証に必要なデータが　組み込まれていて公的な手続気をオンラインで　済ませることができます。

免許証や　パスポートを持っていなくても　身分証明としての効力が強いです。

各種行政手続きのオンライン申請に使える

これまで　複数の機関を経て　面倒な入力や　　長い順番待ちの挙句にやっとできていた　行政機関や　各地方自治体の　手続きがマイナンバーを照会することで　大幅に簡略化されます。

国税電子申請　納税システムなど　自宅からでも　手続きが可能です。

また、政府運営の　マイナポータルというオンラインサービスにログイン可能になります。

このサービスでは　事故情報開示、子育て、介護などの行政手続きがスムーズにできます。

行政からのお知らせを閲覧できます。

国や市区町村のいろいろなサービスが受けられます。

シングルマザーや　生活保護受給などの申請がスムーズに行える。

コロナ禍や自然災害の　災害時に　自身の所属地域ごとの対策などを即知ることができる。

災害時に　自分に合った防災情報を取得できる。

地域医療ネットワーク内で　参照されていた医療データが　全国で　参照可能になります。

各種証明書を　コンビニで受け取れる。

これまで　区役所で　していた住民票の発行などが　全国のコンビニの多くで　いつでも取得することができます。(自治体によって違いがあり)

事前申請することで　戸籍証明書も取得できます。

すごい時間の節約ですね。

マイナンバーを証明する書類として　活用できる。

仕事の報酬の受け取りや　住民票の転入転出など　マイナンバー(個人番号)の提示が必要な場面で　利用できます。

具体的には下記のような場合です。

国民健康保険の再加入、脱退

パスポートの申請

金融口座の口座開設

年金受給

災害時の補償を申請

出産、育児

就職、転職

各種民間のオンライン取引がスムーズに

オンラインバンキングの身分証明をはじめとした各種民間オンライン取引に利用できます。

より確かな個人情報の証明ができるので　時間や場所に制約されずに　それぞれに最適な　行政、民間サービスを受けたり、各種申請を行うことができます。

マイナンバーカードこれからの　メリット

健康保険証として　利用可能

２０２１年３月から健康保険証として　利用可能になります。

利用開始時には　全国の病院や薬局の６割近くが対応予定で、２０２３年には　ほぼすべての医療機関導入が目標とされています。

利用に必要な　事前登録は　マイナポータルからできます。

各施設に設置された　カードリーダーにマイナンバーカードをかざすことで　医療保険の資格確認が　スムーズになり　事務処理の効率化が　できます。

また　２０２１年には　マイナポータルで　自身の薬剤情報や特定検診情報が確認できるようになり、健康管理面におけるサポートがうけられるようになります。

また　マイナンバーカードを　保険証代わりに使うことで領収書がなくても　医療費控除が受けられます。

運転免許証として利用可能に

政府は　運転免許証、さらには　国家資格証、在留カードも一体化することを　制度の改正を行うことを検討すると発表しました。

実現すれば　複数のカード尾持ち歩かなくてよくなる一方　紛失時のリスクが懸念されますね。その対策は　重要でしょう。

社員証として活用

マイナンバーカードのICチップに本人を識別する情報を記録させ　それを認識するアプリを導入して　社員証として　活用できるでしょう。

入館証の作成には　費用が掛かるのでカードリーダーだけで済むこの方法には　コスト削減の効果があります。

海外からの選挙投票

現在　海外在住の有権者は各国大使館に出向いて　複雑な手続きをする　在外選挙制度を利用するしかありません。マイナンバーの活用によって　インターネット投票が実現したら　投票率が上がることはまちがいありません。

口座紐付けによる給付金などの対応迅速化

マイナンバーカードと銀行口座の紐付けが始まっています。しかし現状では義務ではないので　実際登録していない人のほうが多く　コロナ禍の　特別給付金の時に　処理が進まず不満を持つ人がたくさんでました。

口座紐付けが　あれば　災害などの時　迅速に保証が行えます。

紐付けによって　政府に口座情報が見られるのでは？と心配かもしれませんが　紐付けは一つの口座だけなので　心配は不要かと思います。

マイナポイント還元

２０２０年９月から始まる　マイナポイント事業があります。

これは　クレジットカードなど対象となる決済方法を一つ選択して　チャージや物品購入時にポイントが還元されるというシステムです。

登録後　２万円分の買い物、もしくはチャージで　５０００円分のポイント付与があります。

登録できるキャッスレス決済サービスはは一つなので　自分に合った　サービス選択することが肝要です。

最大５０００円のポイント付与額はどこを選んでも同じですが　一度申し込んだキャッスレス決済サービスは途中で変更できないので慎重に決めましょう。

またこのポイント還元の実施期間は２０２１年３月までなので　このチャンスを逃がさないようにしましょう。

マイナンバーカードの不安解消Q＆A

マイナンバーカードを紛失

こんなに　多機能なカードを紛失し悪用されたら大変です。

すぐに　機能一時停止できるマイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に電話をしましょう。

紛失時に限って年中無休２４時間対応しています。

そして警察に届けましょう。

マイナンバーの数字が誰かに知られたら　危険？

万が一　数字が流出してしまっても　住所氏名などの個人情報が漏れることはありません。

各自治体で番号を伝えても個人情報を習得することはできません。

通知カード紛失したけど　申請はできる？

マイナンバー通知カードの再交付は可能です。でももし、自宅以外で紛失した場合は警察に届けましょう。

通知カードの有効期限は？

2020年5月に　各申請時に通知カードをマイナンバーカードの代わりに使うことは廃止されましたが　通知カードを　マイナンバーカード申請に使うことは　可能です。マイナンバーカードの交付ができたら　通知カードは　各自治体に返納となります。

マイナンバーカードを使ったら　副業がばれる？

民間企業の　マイナンバー管理には制限がかかっていて　会社に副業は　ばれませんが　国には　把握されます。

パソコンを買い替えるとき、マイナンバーの記録が残っているのは危険ですか？

パソコンやスマホを個人で捨てる場合はデータを　しっかりと消去しましょう。

処分業者や　回収業者に委託した場合　法令で　まいなんばーかーどが保存されているパソコンなどを回収する場合、削除、廃棄した証明書を発行することが義務つけられているので、作業後に　データ消去証明書を発行してもらってください。

マイナンバーカードの有効期限は？

20歳以上の方は発行から10回目の誕生日まで。20歳未満は　5回目の誕生日までとなっています。

会社からマイナンバーカードの提出を求められたら？

会社から　マイナンバーカードの提出を求められたら　提出の義務はありますが　強制ではないため　拒否することはできますが　システム上、会社に　負担をかけることになるので提出したほうが良い場合のほうが多いです。

他人のマイナンバーを取得するのは罪ですか？

自分やその家族以外の人が　不正に　マイナンバーの提供を求めたり　取得することは犯罪です。他人のマイナンバーの悪用は　個人情報保護法よりも　重い罰則となります。マイナンバーを管理する立場で　正当な理由なく　特定個人情報を　どこかに提供した場合　4年以下の懲役　または２００万円以下の罰金ということにもなります。